デジャ=ヴュNo. 14 プロヴォーク
■特集1 『プロヴォーク』の時代
序文
年表 1966-1974
中平卓馬/多木浩二/高梨豊/森山大道
シンポジウム
現代写真の位相──『プロヴォーク』以降
多木浩二+大島洋+飯沢耕太郎+八角聡仁
インタヴュー
多木浩二:未熟だった「写真と言語の思想」
中平卓馬:『プロヴォーク』の最先端は高梨豊だった
森山大道:唯一のライバル、中平卓馬とのせめぎあい
高梨豊:「写真=同語反復」への苛立ち
岡田隆彦:無政府状態で生まれた異種交配
柳本尚規:90パーセントが政治の話だった編集会議
桑原甲子雄:既成の写真表現をラディカルに否定した雑誌
東松照明:「時代の子」としての写真家
内藤正敏:見えない世界をうつす写真
横須賀功光:マイナーな運動より面白い、巨大な資本の動き
立木義浩:腹にイチモツ、背中に傷
沢渡朔:写真で何をやっても自由だった時代
荒木経惟:『プロヴォーク』に刺激された「一人だけの70年安保」
エッセイ
西井一夫:“キャパの白痴”へ旅立つのだ──『プロヴォーク』・68年への退歩
飯沢耕太郎:『プロヴォーク』の現在
■特集2 アンゼルム・キーファー
多木浩二:キーファーの芸術における写真
□works in progress
楢木逸郎
□essays
港千尋:ヨーロッパの映像ノート2──北アイルランド
□reviews
金井美恵子:桑原甲子雄+荒木経惟『ラヴ・ユー・トーキョー』
ナン・ゴールディン:「Das Bild des Korpers(肉体のイメージ)」展(フランクフルト)
小林康夫:「植田正治の写真」展
大竹昭子:草森紳一『写真のど真ん中』
西井一夫:ローマン・ヴィシュニアック写真集『To Give Them Light』
□topics
飯沢耕太郎:ナン・ゴールディン「性的依存のバラード」(スライドショー)
□東京ビート2:三浦和人 金村修 秋山亮二 伊藤昌世
English Text and Summaries
- 判型
- 298 x 228 mm
- 頁数
- 168頁
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 1993
- 言語
- 日本語、英語